乾燥、寒い時期、ウイルスや細菌が蔓延しがちな時期、、定着した“手洗いと消毒”
毎日していると当然になったり、面倒になったり、手荒れでうんざりしたり…このような気持ちになると、手洗い時の見落とし、洗い忘れの場所などがでてくることも…
もっと効果的“手洗い”をして、日ごろのせっけんや消毒の効果を上げてみませんか。
清潔にした状態の<手のお手入れ>として、
【 手洗い → 消毒 → 乾燥 】 がベースになります。
いつもしていることですが、ちょっと変えるだけで、いつもの“せっけん・ハンドソープ”や
“消毒剤”の効果を劇的にアップできるポイントがあります。
特に、口元や目元などの粘膜に手をもっていく前には、感染を抑制するためにも次のポイントをぜひ参考にしてみてください!
〇きれいな手をキープして、保護する基本
“毎日の手洗い・アルコールや次亜塩素酸類などの消毒剤での消毒”。
「以前より頻度が上がった」という方が増えています。この動作は手を清潔にする基本動作になります。
< ハンドウォッシュ & ドライ >
1. 手洗い
当然のようにしている手洗いですが、手洗いの時に重点的なポイントとして…
・ 手のひら・ 手の甲
・ 指・指と指の間・指の付け根(特に親指の下は見落としがち)
— いつもの手洗いにプラスしたいところ
・ 爪の中
爪・特に白い部分(伸びるところ)の中には汚れ、細菌がたまりがちです。
→ 爪専用ブラシがありますが、
無い場合 …両手の爪の中同士をすりあわせたり、片方の手のひらに
爪をつけて洗うなどで対応できます。
・ 手首
手首は日々動いていることが多く、関節の中に汗や汚れ、皮脂がたまりやすく、
意外と不衛生な場所です。
手首も念入りに洗い上げましょう。
・ 手首からひじにかけて
冬場は、衣服で皮膚を保護していますが、夏場は、露出している部分
(たとえば…ひじまで出ている服装の場合は、手首からひじの部分まで)が外界と触れます。
そのため、いろいろと異物がつきやすい、汚染されやすい環境にあります。
この点からも、手洗いの延長として、洗うことをおススメします。
〇 ドライ ・ 乾燥
エアシャワーやタオルなどでしっかりと乾燥させましょう。
< 乾きが不十分なとき > … ここで、充分な乾燥ができていない場合、
次のような問題があります。
— 手に残った水気が原因となり、付着物が手につくなどの理由から、
再び手にゴミがついたり、細菌が増殖したりする原因になります。
< エアシャワー >
タオルやハンカチの利用より、理想的です。
これだけでは、不安、もっと徹底した状態を目指したい方は、次にご紹介する
“消毒 & ドライ”も併せてすることで、より清潔な消毒についてご紹介します。
< 消毒 & ドライ ~ 効果的な消毒剤の利用法 ~ >
洗った箇所と同様に、消毒剤で念入りに“残ったところがないように”全体にまんべんなく
広げてすりこみましょう。
そのあと、“自然乾燥”をさせます。
この“すりこみ → 乾燥・ドライ”の行為がとても大事です。
ただ、軽くすりこむような方法は、効果がうすいです。また、乾燥をしっかりしなければ、
“水気”の残りと同じように、“消毒剤の水気・のこり”に異物がくっつくことがあります。
アルコールなどは揮発性(空気として物質がとぶ性質)が高いので、
短時間で完了しますので、しっかりと乾かしてから次の作業に移ることが大切です。
〇 消毒のあと
消毒剤がのこった手でさわっていませんか?特に目や口元をさわると、刺激性が強いため、
ただれや腫れ、やけどのような症状が生じるおそれがあるので、非常に危険性が高いです。
ここまでの動作を完了させたら、“クリーンな手”になり、粘膜への異物侵入のおそれが
軽減されます。
いつもの“手洗い・消毒”に、ちょっと意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
< 手洗い ・ 消毒 ・ 乾燥 のあとのハンド・ケア >
ここ日本は湿度が高い地域ですが、それでも秋から冬頃には皮膚の乾燥を感じやすいです。
そして、感染対策で大量に使用する消毒剤は、もともと“揮発性が高い”という
性質をもつため、皮膚が本来持つ油分・うるおい成分までも一緒に
空気に蒸発させてしまいます。
感染源を除去できても、うるおいや手のひびわれがあると、手荒れが出てきて、
これも別の意味で不快になりますよね。そんなとき、しっかりと“乾燥を防ぐこと”で、
見た目も美しく・心も安心するシンプルなハンド・ケアをお届けします。
“お肌の荒れ”は、血行の不良、血の巡りが滞ることで起きてしまいます。
原因はさまざまですが、体内にある血液を沿って栄養がいきわたらず、栄養不足になり、
結果的に皮膚が栄養不良の状態に…
インナー・ケアで体の内側からその体質を改善することが理想ですが、
ここでは外からの栄養補給でハンドケアをするポイント!
・ 保湿パワーの高いクリーム・オイルで、手首をあたためる
・ 爪を清潔に保護
・ 手首や指先を動かすことで、血行を良くする
“当然の習慣”を“すこし変える”ことで、“手洗い”が楽しくなったり、今まで
以上の効果が上がったり…良いことがたくさんあります。
“手洗い”に神経質になりすぎてもよくないことも事実です。
なぜなら、手を洗っても、手の表面には“常在菌がいること”という
生物学的な事実もあるからです。
そして、過剰な手洗いは私たちのメンタルをも疲れさせてしまいます。
ここにお届けした内容の実行だけでも、私たちの体を守ってくれる
一つのアクションになります。
過敏になりすぎず、でも
清潔できれいな手をキープして毎日をアップデートしましょう!
