イソロイシン

 


イソロイシン・Ile

  イソロイシンは、バリン・ロイシンと3つ合わせてBCAAとも言われています。基本的に、筋肉を構成するのはBCAAが主成分で、筋肉に欠かせないものになります。

 

□   疲労回復

 

  グルコースをグリコーゲンとして貯蔵する働きを持ち、必要に応じて(主に運動時など)貯蔵されたグリコーゲンはエネルギーとなる糖に変換されます。この貯蔵されたグリコーゲンは、不足してしまうと疲労感を感じやすくなります。

 

□ 成長促進

 

  甲状腺ホルモンの分泌を促進して、体の様々組織の成長を促進します。

 

□ 神経を正常に保つ

 

  イソロイシン特有の働きとして、神経の働きを助けるものがあります。脳からの信号を迅速に末端の組織まで伝え、反射速度や判断力を向上させる働きがあります。また、集中力を高めます。
 
 
□ 肝機能改善(BCAA共通)

 

 

特に肝硬変の方は、糖をエネルギーとして利用する能力が低下しています。つまり、 *1 フィッシャー比が低くなっているので、このフィッシャー比を上げるために、AAA(芳香族アミノ酸)ではなくBCAA(分岐鎖アミノ酸)製剤を投与し肝機能を改善し、肝性脳症を防ぎます。

*1 フィッシャー比とは、分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸の比を言います。このフィッシャー比が高いほうが肝機能が良い状態です。

  過剰摂取のリスク

 

体重減少
*2 アミノ酸インバランス

*2 アミノ酸インバランスとは、1つのアミノ酸だけを補足すると、逆にたんぱく質の利用効率が下がり、要求量が増加してしまうこと。

  摂取不足のリスク

  免疫機能低下
神経障害
筋肉量減少

  注意事項

  様々な食品から摂取することが望ましいです。

                           

□ イソロイシンが多く含まれる食品

 

動物性食品 mg/
100g
植物性食品 mg/
100g
かつお節(加工) 3500 高野豆腐 2700
さけ(すじこ) 1900 大豆(乾) 1700
プロセスチーズ 1200 落花生 1000
鶏肉/むね(生) 1200 えんどう(乾) 850
豚肉/ロース(生) 950 淡色辛みそ 620

 

□ イソロイシンの摂取・こんな人におすすめ

 

  筋力トレーニングをしている方
筋肉をつけたい方
成長期の方
運動をしている方
免疫力を高めたい方

 

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