食物繊維


食物繊維・dietary fiber  

  食物繊維とは、人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分のことです。

 

  特徴 生理作用
不溶性
食物繊維
 セルロース
 ヘミセルロース
・保水性が高く、膨張してカサが増す。 ・排便促進作用
・有害物質排泄促進
水溶性
食物繊維
 ペクチン
 コンニャクマンナン
 寒天
・高粘性
・腸内細菌によって分解され発酵しやすい。
・腸内フローラを改善させる
・血清コレステロール上昇抑制
・食後の血糖上昇抑制

 

(a)小麦に含まれるセルロースは水に溶けない不溶性食物繊維
(b)果物に含まれるペクチンは水に溶ける水溶性食物繊維
  ・・・ a + b = 食物繊維総量

 

□ コレステロール抑制

 

  コレステロールが正常値以上に多くなってしまうと、動脈硬化などの病気に繋がります。食物繊維は、体内では消化・吸収されずにそのまま緒に排出されます。その時に、コレステロールや胆汁酸を吸着し、一緒に排出するため、LDLコレステロールが減少します。

 

□ 血圧を下げる

 

  水溶性食物繊維はには、体内のナトリウムを吸着し、一緒に排出する作用があるため、血圧を下げます。

 

□ 排便促進

 

  水溶性食物繊維は、水分と一緒になると膨らんで量が増えるという性質があります。体内での消化が遅く、量が増えたまま腸に行き、腸壁を優しく刺激して排便を促進します。

  過剰摂取のリスク

  下痢
栄養素の吸収低下

  摂取不足のリスク

  便秘
肥満
高血圧
高脂血症
虚血性心疾患

  注意事項

   日常生活では、目標量を摂取することが難しいので努力しましょう。

 

□ 食物繊維が多く含まれる食品

 

動物性食品 g/
100g
植物性食品 g/
100g
きくらげ(乾) 57.4
とうがらし 46.4
ひよこ豆(フライ) 21.0
干し柿 14.0
大麦(押し麦) 9.6

 

□ 食物繊維の食事摂取基準


 

□ 食物繊維の摂取・こんな人におすすめ

 

  生活習慣病の方
→予防のためにも積極的摂取が望ましいです。
便秘の方
肌が荒れやすい方
風邪をひきやすいと感じる方

 

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