マンガン

 


マンガン・ Mn 

 

  人間の体には、約15mg程度と少量しか存在していません。そのうちの25%は骨中に、その他肝臓・膵臓に多く含まれています。
マンガンは、胃液でイオンに変えられた後、小腸で吸収された後に肝臓まで運ばれ、再び消化管へと排出(胆液・膵液として)されます。

 

□ 抗酸化作用

 

  活性酵素を抑制します。
*1SOD・*2ピルビン酸カルボキシラーゼの構成成分です。

 

 

 

*1 SODとは、活性中心にある金属の(Cu,Zn,Mn)の酸化還元サイクルによってスーパーオキシド(活性酵素の1つで、体内の脂質を酸化させたりする)生成抑制に働く酵素です。

*2 ピルビン酸カルボキシラーゼとは、TCA回路において、ピルビン酸をオキサロ酢酸に変換する酵素です。

 

□ 骨・皮膚の形成に関与

 

  結合組織の合成(骨・皮膚)や骨への他ミネラルの取り込み・沈着を助けます。

 

□ インスリン合成関与

 

  *3 インスリンの合成に関わっているので、マンガンは血糖値の維持に必要不可欠です。

 

  *3 インスリンとは、膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されるホルモンであり、血中のグルコースを細胞に取り込む働きがあります。

  過剰摂取のリスク

  食欲不振
疲労感
パーキンソン病に似た中枢神経症状

  摂取不足のリスク

  糖代謝異常(インスリン作用不足)
皮膚炎
骨異常(骨粗鬆症・形成異常)
成長障害

  注意事項

  過剰症のパーキンソン病様症状は重篤であるので十分に気を付けるべきです。

 

□ マンガンが多く含まれる食品

 

動物性食品 mg/
100g
植物性食品 mg/
100g
干しエビ 3.93 しょうが(生) 5.01
しじみ貝(生) 1.50 焼きの 3.72
鶏肉/肝臓(生) 0.33 しそ(生) 2.01
いわし(丸干し) 0.10 油揚げ 1.41
鶏卵/卵黄 0.07 ごはん(玄米) 1.04

 

□ マンガンの食事摂取基準


 

□ マンガンの摂取・こんな人におすすめ

 

  糖尿病様症状がある方
成長期の方
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